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医療機関の資金調達方法について

2021.1.28

  • 医療機関
  • 資金調達

医療機関の現状、資金事情

予期せぬ社会情勢の変化や感染病によって先行き不透明感が強まる現代において、多くの事業者が厳しい経営状態に追い込まれています。その中で、日頃から将来起こり得るどのような状況にも対応できるよう資金面の備えを行うことが、事業者に求められています。

事業における資金調達の手段としては、金融機関での融資、公的機関からの助成金等が挙げられます。しかし、個人事業主や中小零細企業においては、融資や助成金が出るまでの期間に資金繰りのサイクルが崩れてしまい、事業の継続が困難となることが多々あります。それは高収入とされる開業医の方々においても例外ではなく、他業種と比べ人件費・設備投資が多額になる傾向にあるため、少しのトラブル・歪みにより手元資金が枯渇し、閉院を余儀なくされることも考えられます。

医療機関専門の金融機関である弊社においては資金面の相談の他、医師であり経営者という立場の両立が難しいといったお悩みの声も多くいただいております。持続的な診療所発展のための借入、突発的な事象に対応するための借入など、場面、場面に応じた幅広い資金調達の選択肢を持っておくことは非常に重要であるといえるでしょう。

主な資金調達先

医療機関が事業経営を行う中で資金調達が必要となった場合、融資や補助金、助成金等から最適なものを選択する必要があります。補助金や助成金に関しては返済不要という利点がありますが、その金額は事業経営を行うには少額のため、大半の医療機関は融資を受けることとなります。融資を受けることの出来る金融機関には大きく分けて以下の3種類が挙げられます。

■ 政府系金融機関
政府系金融機関とは、国が運営している金融機関であり全国に5つ(日本銀行、日本政策投資銀行、日本政策金融公庫、商工組合中央金庫、住宅金融支援機構)存在します。その中でも日本政策金融公庫は、日本における長期的な経済の活性化を見据え、他の金融機関が消極的な融資(創業時融資等)を低利率で受けることが可能です。しかし、融資までに面談や創業計画書の作成が必要となるため、開業時の資金調達に向いておりますが、迅速な資金調達には不向きであるといえます。

■ 銀行
一番身近な金融機関であり、低利率なうえ長期的な返済計画を立てることが可能です。比較的高額な融資を扱い、メインバンクは事業運営における重要な一端を担います。また、融資のみならず、預金や投資信託、保険等総合的な金融サービスを受けることも可能です。一方、融資までの期間は1~2ヶ月程度と長く手続きは煩雑であり、膨大な必要書類の提出を求められる場合があります。

■ ノンバンク
ノンバンクとは銀行以外の金融機関の総称であり、事業者金融と消費者金融に分けられます。他とは一線を画す圧倒的なスピード、柔軟さが特徴で、申込から最短3日程度で融資を行うことが可能です。銀行と比べ金利は高めに設定されていますが、一昔前の違法な高金利業者や過酷な取り立てを行うような業者は度重なる法改正によって淘汰されており、上手く付き合うことによって機会損失の発生を防ぐことが出来ます。

上記3種類の金融機関をあげましたが、それぞれに特徴があります。様々な金融機関の中から漠然と探していては時間の浪費にも繋がりかねません。また、利率のみに目を惹かれてしまった結果、契約になり多額の事務手数料や調査料、解約賠償等があることがわかり、トラブルが生じたというケースも多くあります。何に重きを置いて融資を受けたいのかということを念頭に、選択肢を絞っていくことをおすすめします。

医療機関が融資を受ける際に重視すべきポイント

医療機関が金融機関から融資を受ける際に、利率・返済期間等の条件面は誰もが気になるポイントです。ただそれ以外にも医療機関が金融機関を選択する上で重視すべきポイントがあります。

まず1つ目が医療業界への専門性です。医療機関が融資を受ける際には、制度・報酬改定など様々な情報にアンテナを張っておく必要があります。その為、事業経営においては的確なアドバイスや情報提供をする機関との繋がりが必須となってきます。民間銀行には医療機関向けの商品を開発している金融機関が存在しておりますが、医療機関に特化した専門の金融機関の数は少ないのが現状です。医療機関専門の金融機関は、制度・報酬改定や、医療業界の動向についての最新の情報を常に収集しています。そのような金融機関は資金調達先としてだけではなく、事業経営の相談をするパートナーとしての役割をも果たします。その為、医療機関専門の金融機関との繋がりを構築することは事業経営において重要であると言えます。

2つ目が融資までのスピードです。医療機関が行う保険診療は診療~入金まで2か月の時間を要すことから他業種と比較して資金ショートの発生リスクが高いといった特徴があります。その為、急な資金難を乗り越える為にも申込から数日で融資対応できる金融機関との繋がりを作っておくことが事業運営において必要であると言えます。

3つ目が歴史です。これは金融機関に限ったことではありませんが、取引する場合において重要な指標となります。特に貸金業者においては度重なる法改正によって、多くの貸金業者が倒産・廃業に至ったという過去があります。その為、歴史が長いことは貸金業者の体力と信頼性が高いことを示しております。その歴史を判断する目安である貸金登録番号は(13)が最大の数値となっており、可能な限り貸金登録の数字が大きい事業者を選択するとよいでしょう。

このような見逃しがちなポイントを押さえることで、自身の医療機関にマッチした最良の金融機関を見つけることが出来、健全な事業経営の実現が可能となります。これからは銀行はもちろん、ノンバンクとの繋がりを構築することが事業経営において重要であるといえるでしょう。

トミンシンパンのご融資例

弊社を実際にご利用いただいているお客様からは、日々様々なお声を頂戴しております。中でもよくお寄せいただくのが「スピードに助けられた」というご意見です。納税額が予想よりも高額であったり、返戻になり報酬が入らないなど、医療機関の経営では急な資金繰りを迫られることが珍しくないのは、ご承知の通りです。
銀行の融資が間に合わない場合に、スピードを重視したノンバンクをご利用される方が多いようです。また、日々の経営の中ではちょっとした入用がよく発生するので、小額を頻繁にすぐ借りたいお客様にもご愛顧頂いております。
スピードと並んで多いのが、担当者個人に対するご意見です。弊社ではお客様ごとに担当者がつき、お一人お一人に合わせた細やかな対応を心がけております。お話をよく伺い関係を築く内に、お客様の方から積極的に様々な相談をして下さるようになり、「○○さんが事情をよく分かってくれている」「銀行よりも安心できる」「一度完済するけど次にお願いする時も同じ人を担当にして欲しい」等々のお言葉を頂戴しております。そうしたお客様が大変多いので、担当者は医療機関様が置かれている現況や問題に精通しており、各種のご相談に対応しやすい好循環もございます。これは創業以来お客様とともに築いて来た50年以上の歴史の上に成り立つ弊社の強みです。ひとえにお客様のおかげであり、感謝の気持ちで今後もお力になりたいと取り組んでおります。ここでトミンシンパンの融資例をいくつか挙げます。

【ケース1】
予期せぬ閉院から再開設の運びとなったA先生。しかし、過去に法的整理を行った経緯から、銀行からの融資を受けることが出来ず、材料代や人件費の支払いに頭を痛めていらっしゃいました。当社では過去の経緯に囚われることなく、直近の支払決定通知書などから当期の売上げや所得額を予想し、診療報酬担保融資にて迅速に資金繰りのお手伝いをさせていただきました。

【ケース2】
広島県で診療所を経営しているB先生。売上に乗じて思いの外仕入れコストがかさみ、他の金融機関からの借入も多くございました。仕入れ資金の支払期日が迫っており、焦燥感に駆られていました。しかし、担当者が迅速に手続きを進めた結果、申込みから2日で融資となり、仕入れ資金の支払が滞ることはありませんでした。このように当社は全国対応・スピード重視で急な資金需要にお応えしております。

まとめ

開業医の方々には、医業に専念するだけではなく、常に診療所の将来を見据え経営を行うことが求められます。その中で、金融機関から融資を受けることは決して後ろめたいことではなく、事業拡大のため、従業員や患者様を守るために必要不可欠なものだといえます。

しかしながら、日々長時間の診療を行う開業医の方々においては、日本政策金融公庫との面談や、銀行への膨大な審査書類の準備等に割く時間はないというのが実情ではないでしょうか。また、融資までに時間を要してしまうことで、貴重なビジネスチャンスを逃してしまうのは経営者としては避けたいところです。中には、経営に頭を悩ませてしまうあまり、本業でのパフォーマンスにも影響し、売上減少・閉院へと繋がってしまう方もいらっしゃいます。そのような状況を防ぐためにも、先生方にはなるべく本業に集中していただき、突発的な事象が起きた際には私たちトミンシンパンに一声かけていただければと存じます。医療機関専門の金融機関としての50年以上の実績と信頼のもと、安定的で長期的な診療所経営の実現のために全力でサポートさせていただきます。

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